世界一の方程式
- 作者: 山田久志
- 出版社/メーカー: ベースボールマガジン社
- 発売日: 2009/07
- メディア: 新書
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WBCの2連覇を達成したチームでピッチングコーチを担った山田久志。
●イチローのお目付け役
かつてオリックスで同じチームにいた二人。メジャー挑戦する際には山田に対し数メートルに及ぶFAXによる手紙に本音を吐露したイチロー。それだけ山田には信頼を寄せている。
大会期間中、つかず離れずの距離を意識してイチローを見守った。無言の会話を繰り返すような距離感との表現は秀逸。
見事2連覇を果たしたサムライジャパンの解散のとき、別れ際に山田はイチローに手紙を渡す。また、イチローファンに戻って見守っていると。
▼大切な人に手紙をしたため思いを伝える。祖母井GMも重要なポイントで重要な人物に手紙で自分の思いを伝えている。
▼人のつながりが、人生や仕事の幸福につながるのことを考えれば、この手段は有効。
●10割上司の考えを理解し、2割意見が言える関係
●気遣いの人、王貞治
食事会で、激励をして終わりの前に宴席をあとにする部下への気遣い。
●マウンドさばき、ボールを受けてから投げるまでの一連の動作が一定な投手は一流
ダルビッシュ、岩隈など一流の選手は自分のペースを崩さない。王選手はサークルからバットを構えるまでいつも一定のリズムだった。
●美しさを求める山田とイチロー
・一流の選手は美しい。ダル、イチロー
・ユニフォームを着て練習をしようとイチローの提案があった。
●日本野球会への提言
・松井秀喜以来の4番打者を育てること。
・ボール・マウンドの統一
選考に落ちた岸はボールに馴染めなかった。日本で一番よいフォームで投げる投手。次回は間違いなく君がエースだといって落選 を伝えた。